レバレッジ投資の3つのリスク

仮想通貨FXをざっくりいうと
  • ビットコインなどの仮想通貨で取引
  • レバレッジを使って効率の良い取引
  • 株と違って24時間取引できる!

FXと聞くと、「人生破綻した人がいる。」や「借金が増え破綻しそうだ。」との恐怖を抱くイメージがあって挑戦できないものです。
でも正しい知識を身につけ、慎重にトレードすることで、そのリスクを大きく減らすことができます。ぜひ仮想通貨FXにチャレンジしてみましょう!

    英語の略でFXですが、もとは「Foreign Exchange」で、外国為替証拠金取引という意味です。仮想通貨は外国為替とは違いますが、証拠金を使って取引するという意味は同じ。「仮想通貨の動きを予測してトレードを行う投資商品」と定義できます。
FXで取引できるコインは?
投資対象は、ビットコインやイーサリアム

FXの特徴【レバレッジ】

担保にするお金を証拠金といいます。

担保にするお金を証拠金といい、お金を預けてることで、それ以上の大きな金額を取引できます。

レバレッジとは?

レバレッジは「てこ」という意味です。
まさに「小さな力で大きなものを動かす」ことに使うものであり、少ない自己資金を証拠金として預けることによって、その証拠金を担保に大きな資金を取引できるのです。

レバレッジ25倍の場合

実際に取引している額は必要なく、約25分の1の資金を証拠金として差し出せば取引できます。レバレッジを使えば高額取引が行えるので1日の値動きで多くの利益が期待できます。

たとえば…
  • 1000万円分のビットコインを購入

その後1200万円に値上がりしたので売却すると、200万円の利益となる。

  • 自己資金の証拠金は、40万円でOK

40万円で200万円の利益を生み出した!
※手数料やスワップ損益等により実際の利益は異なる場合があります。

初心者が失敗するリスクは大きく分けて3つ!

本来、1000万円するビットコインを40万円で取引できると考えるととてもお得です。しかし実際に足りない960万円分は取引所から借りています。

極端なケースですが、サーバーダウン中(サーバーがダウンしてしまうと取引できない)にビットコインの価値が0円になったら、残りの960万円分は借金となりますので、そこは覚えておいてください。
こんな極端なケースにならないように、損失を最小限に抑えてくれる各取引所の設定がありますので確認しておきましょう。

ここからは、FXを始めるにあたって、初心者が理解しておかなければならないリスクについて述べています。

リスク① 資金以上の損失でリタイヤする

国内の取引所での最大レバレッジは25倍まで

レバレッジが高いほど自己資金が少額でも取引できるFXは、運用するのにとても効率がいいです。
一方担保(証拠金)が少額になるということは、損失によって元本が無くなってしまう元本割れが起こる可能性があります。
そのため日本では、利用者の口座がマイナスになるリスクを考えて、FXのレバレッジは最大でも25倍までという決まりができました。

預けた証拠金が全部なくなるリクスがあります。

対策
  • 最大レバレッジが25倍までですが、レバレッジを高めて無茶な取引をしないようにする

リスク② 流動性リスクについていけない

取引時間は24時間稼働している

株の場合取引時間は、東証で取引するので日中9時〜15時と決まっています。外貨FXなら24時間取引できますが、祝日はできません。(多くのFX会社は海外カレンダーなので、日本の祝日はOKな場合あり)

しかし仮想通貨は現物取引をはじめFXにおいても、取引時間は土曜祝日関係なく、24時間稼働しています。

予想外の損失を被る可能性がある

24時間稼働しているということは、夜中値動きが監視できないときに予想外の損失を被る可能性があります。

対策
  • 仕事や睡眠の前はポジションを持たない
  • 持っておく場合は指値注文を入れておく
値動きがいつも気になってしまう

初心者にありがちなケースです。いつも値段が気になり精神的に追い込まれ、さらに周りに迷惑を掛けるケースです。

対策
  • 指定した価格で通知するアラーム機能や指値注文を活用する
  • 意図的にチャートを見ないようにする

リスク③ サーバートラブルで損が拡大する

サーバーがメンテナンス

仮想通貨は24時間365日取引できるものですが、売買するためのサーバーがメンテナンスになることがあります。なのでサーバーをメンテナンスしている取引所においては、仮想通貨FXをすることはできません。

サーバーがダウン

また最悪のケースですが、アクセスや注文が集中しすぎてサーバーがダウンすることがあります。このときは、サーバー復旧のメドが立つまで取引不能。

対策
  • メンテナンスであれば、数十分で終わります。待ちましょう
  • 取引所はできるだけサーバーが強そうなところを選ぶ
  • 万が一のため、資金やコインを複数の取引所に分散して管理する

仮想通貨FXで利益を得るには……

メリット① 仮想通貨FXは初心者でもうまく取引すれば利益を出せる!

たとえば……。「1ビットコイン=100万円」のときに、25倍のレバレッジ(証拠金は4万円)で1ビットコインを買います。ビットコインが値上がりし「1ビットコイン=110万円」になったら、手持ちの1ビットコインは110万円なので、証拠金4万円で10万円の利益に。
逆にビットコインが値下がりし「1ビットコイン=90万円」になったら、手持ちの1ビットコインは90万円ですので、証拠金4万円だと10万円損をする計算。
※ただし取引所のとり決めでは、証拠金以上の損がでないような設定(強制ロスカット)が設けられています。

注意
    取引所によって追証はなく証拠金のみの損失。「1ビットコイン=96万円」で強制ロスカットします。

メリット② 仮想通貨FXは売買差益で儲けるのが基本

1ビットコイン=100万円の相場で、1万円の値幅を取った時の利益は1万円です。値動きによって得る利益を「差益」といいます。100万円の時に2ビットコインを買って、101万円の時に売れば利益2万円です。

また仮想通貨FXでは外貨FXと同様に、「売り」からでも入ることができます。先に100万円で売って、99万円で買い戻して値幅を1万円取っても利益は1万円。

ちなみに2017年相場を振り返ってみると

ビットコインがはじめて法律で規定される「改正資金決済法」が施行された2017年4月1日は、終値 121,628円 です。
それから大晦日の12月31日の終値で、1,656,187円でした。

4月1日 終値で 121,628円のときに、レバレッジ25倍で証拠金4865円(121,628円を25で除して)として1ビットコインを購入したとすると、

買建玉で発生するスワップポイントや売買手数料を入れない計算としますが、
証拠金4,865円ではじめて9ヶ月たっただけで、
1,656,187円ー121,628円=1,534,559円(差益)

なんと、投資額4865円が、たった9ヶ月で1,534,559円もの利益となります。パフォーマンスはなんと31,543%です!!心臓がとび出すほどのインパクトがある金額になりました。(この間、強制ロスカットが発動しないものとする。)

デメリット① スワップポイントは日割りで発生する損失

外貨FXにはスワップポイントで儲ける方法があります。

外貨FXでは低金利の通貨を売って、高金利の通貨を買い、そのポジションを維持すると、維持した金額と期間分のスワップポイントを受け取ることができる。

しかし仮想通貨FXでのスワップポイントとは、ポジションを持ち続ける事で発生する損失のことです。

そしてロールオーバーというポジションの決済を先延ばしにしてしまうことから、日をまたいでポジションを維持しているとポジションがロールオーバーされ経過した時間分のスワップポイント(損失)を支払います。

ビットフライヤーの場合
スワップポイントは0.04%の支払い/日。ポジションを維持したまま100日経過した場合、4%にもなる金利を支払わないといけません。
100万分のポジションを持っていたなら4万円を支払う。

まとめ

仮想通貨FXは、開始されてから間もないものですが、外貨FXの普及により幾分か始めやすくなっています。少額でできることや夜間でも取引きできることから若い年代に人気。 大きな利益を得るためには魅力の多いものですが、一方で損失リスクももちろんあります。ハイリスクハイリターンを狙うトレーダーが多く値動きが激しくなっていますので、取引する上ではしっかりと資金管理し、損切りの考え方を十分に注意して、しっかり学んでから取引しましょう。