怪しい?「仮想通貨」の正体は?
今、世の中では「仮想通貨」なるものが話題になっていますね。
「億り人」 「大化け」 何それ? 儲かり話? 詐欺まがい?
主婦だって、社会の一員なんです!
自分が自由に使えるお金が欲しいんです!
今やネット上では高校生でも仮想通貨の会話に参加してます。
でも、
- 毎日、食事、洗濯、掃除、子供のお迎え、習い事の送迎etc…。
- 小さい子がいたら世話は24時間!自分の食事は流し込むように食べ、お肌の手入れもままならずゴワゴワ、気がついたら眉毛がボサボサに!
- そんな風にして1日があっという間に過ぎていくんです!
- お小遣い稼ぎする時間なんてとっても無理!!
- テレビでよくある、せんべいかじってお尻をボリボリ掻きながらワイドショーを観ているなんてありえませんから!
主婦の生活を誤解されるので、あれはやめていただきたい!
なので、
世の中で仮想通貨が話題になっていても詳しく学ぶ時間なんてありません!
せいぜい情報収集といえば、家事の時にラジオをかけて流行りの音楽や美味しいお店やイベント情報を耳にするだけ。仮想通貨の『か』の字も出てきません。
知らないでいて損をするなんてもったいない。
ここで一緒に「仮想通貨」ってものがどんなものなのか調べていきましょう!!
そもそも仮想通貨って何?
仮想通貨は暗号通貨とも言われ、データです。データに価値を見出したものです。
大昔の人は、お互いの価値が合致した物と物を交換していました。
例)肉⇄魚、野菜⇄武器
それはいつも持ち運べない、いつもお互いの価値が合致しないという難点がありました。
- 誰もが欲しがるもの
- 収集、分配できて、誰もが納得できる値打ちの大きさを表現できるもの
- 持ち運びやすく、保存できるもの
ということで、「物品貨幣」が使われるようになりました。
限られたコミュニティーや国などの単位で、特定の物品に対して価値を持たせて売買できるようにしたのです。
お金の歴史を辿れば以下のようになります。
- 貝殻→金銀銅貨→紙幣
上記のような物品貨幣にあたるものが仮想通貨=データになります。
うちのコミュニティではこの貝殻でやりとりしよう!というのと同じで、仮想通貨の一つであるビットコインも、ビットコインをしている人達の中だけの価値になります。
貝殻が、そのコミュニティの外では価値は無いのと同じで、ビットコインも同じです。
だからみんなでやろうやろう!って仲間を増やすわけですね!
仮想通貨=データ
データってなによ?って思いますが、現代はIT社会です。目に見える『物品』だけに価値を置く時代ではなくなっています。
時代の変換機に来ているということではないでしょうか?
振り返れば、インターネットが普及した頃、自分のパソコンが世界中とつながることがどういう仕組みなのか不思議でならなくて、怖くて、躊躇したものです。
しかし今となっては、老若男女がスマホを持ち、インターネットが日常のものになっています。
仮想通貨も今はまだ躊躇していたり、不信感を抱いている方がいますが、今後は日銀が発行した通貨と並んで、日常的に使われるようになってくるのではないでしょうか!
ビットコインとは?
仮想通貨は、大きく分けてビットコインとアルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨)に分けられます。最も主流なのがビットコインです。
ビットコインはインターネットで使えるデジタル通貨です。データ化されていて、目には見えないお金なので、仮想通貨と暗号通貨と呼ばれています。
目に見えないならどこに保管されているの?
日本円は日本銀行ですが、ビットコインは銀行のような機関がありません。機関がないなら不正がはびこるのでは?と心配になりますが、この点についてはブロックチェーンという技術が使われているんです。これは、不正がないようにみんなですべての取引を見えるようにして、お互いに監視し合いましょう!という仕組みです。
送金時にはあなたの電子署名が添付され、さらにその取引は自動的に多数の第三者に承認され、偽造や二重払いが防止されています。
銀行を通じた取引では無く、個人間での直接取引なので低い手数料ですぐに送金できる世界共通通貨です。
他人の取引を承認する人って何かメリットがあるのかな?
取引を承認するという手続きをして、承認作業をしている人たちはビットコインがもらえるんです。こうやって利益が得られるのでモチベーションが上がりますよね。
リスクは?
発行の上限枚数が2,100万枚と決まっています。
プログラムで新規発行がコントロールされておりインフレを防止しています。
電子マネーなど、特定の企業が発行しているものではないので倒産のリスクがありません。
株のように利益になることもあれば、下がることもあります。
仮想通貨の種類
仮想通貨=ビットコインだと思っていませんか?
いえいえ、ビットコイン以外にもあります!
アルトコイン(その他のコイン)と呼ばれ、どんどん増え続けていて1,000種類以上と言われています。
でもなぜこんなに多く増えているのでしょう?
ビットコインのプログラムはすべて公開されているからです。
中央管理者がなく、ビットコインのネットワークに参加しているコンピュータひとつひとつにプログラムをインストールして稼働させています。
ということは、知識のある人であればビットコインのプログラムを調べて手を加えることで新しい通貨を作ることができるのです。
そんなに多く種類があったら何がいいかわからない!
種類は多くあれど、実際に使用することを目的とした場合は、選択肢がいっきに狭くなります。
送金したり、売買したりしようとすれば、活発に広く一般に使われていないと実行できないからです。